I love the idea everyone is different, but I don't love the idea everyone is different.
「みんな違ってみんな良い」「個人の自由」「個性」「人それぞれ」…
常日頃そう思っている。
そして私自身も誰にも強制などはされたくないし、
誰かの意見を変えたいとも思いない。
しかし。
どうしても、どうしても。
「分かってはいるんだけど」
価値観が大きく異なる意見と交差するとき、
私はこんな思考が喉まで出かかってしまうのである。
「個人の意見を尊重する」
口では簡単に言うがその線引きは難しい。
私は人生のベースが
体育会系、根性論で出来てしまっている。
その為、
「できない」「私にはちょっと」
「わからない」なーんて聞いてしまうと
つい
「分かってはいるんだけど」が出るのである。
JUST DO IT.
英語にすればマイルドだが、要は
「ごちゃごちゃ言ってないでやるんだよ!」と心で吠えてしまうのだ。
・
・
私は人へ感謝するのが好きだ。ありがとうを言うのが好きだ。
気持ちが良いからである。
先日、こんなことがあった。
内容は忘れたが、Aさんに私はなにかについて教えたが
Aさんは「ありがとう」を言わなかった。
内心「ん?」って思ってしまったのである。
Aさんは
・人への感謝が少ない、または
・なんとも思っていない
・まだ気づきがない
・感謝しているかもしれないけど気持ちを表現しない
これらも事実かもしれない。
しかし、同時に
私は、「自分がそれをするから」という理由で
相手も同じ反応をくれるものだと思い込み、
自分の理想を押し付けているのである。
そうして
相手に勝手につけたポイントを、また勝手に減点したりしている。
「人それぞれ」
口ではよく言う。
でも、そんな基準を都合よく出したり、しまったりしている。
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